おとうふの未来

伝統食品「おとうふ」の未来へ向けて

日本の伝統食品「おとうふ」。
日本の食卓に欠かせない、身近な食品として誰もが知る食べ物でしょう。

おとうふが、私たちの暮らしに身近であり続ける理由。
それは、私たちの暮らしにとって「可能性」の塊だからです。

一つは、食べ方と味の可能性。
味噌汁に、すき焼きに、煮物に、サラダに、等々。
どんなお料理にも合うおとうふだから、日々の食生活に様々な形で登場可能です。
多様な調理方法で、多様な味わいを実現。
食べる人、調理する人、それぞれの欲求を叶える可能性に満ちています。

もう一つは、健康面における可能性です。
おとうふの原料である「大豆」は、栄養的にとても優れた食材。
だから、おとうふにも良質の栄養素が多く含まれています。
最も代表的なものは、人間の身体に欠かせない栄養素であるたんぱく質。
しかもそれは、必須アミノ酸9種類をバランスよく含む良質の植物性たんぱく質です。
たんぱく質以外にも、カルシウムや大豆イソフラボンなど、
からだに良い働きをするといわれる栄養成分が豊富に含まれています。
さらに、おとうふを固める際に「にがり」を入れることで、
マグネシウムなどのミネラル分も含まれ、カルシウムの吸収率をより良いものに。
大豆たんぱく質のパワーがぎっしり詰まったおとうふには、
健康的な生活への可能性がぎっしり詰まっています。

そんなおとうふの可能性を、日本人は昔から自然に受容し、
日々の暮らしに取り入れてきました。

そして現代。
食と健康が改めて注目される中、おとうふの可能性も改めて注目されています。
ヘルシーな食品「おとうふ」。
だからこそ、ヘルシーだけでなく、おいしさをしっかりと感じていただくことで、
おとうふの可能性を、もっと多くの人に、もっと届けていきたい。
相模屋は、そう考えます。

そのために、おとうふはどうあるべきか。

多くの方が手に取って食してくださるものを。
ある人は昔ながらの伝統食品としてのおとうふを手に取られ、
ある人はご自身の生活スタイルに、あるいは嗜好に合ったものを手に取られるでしょう。
求められるおとうふの在り方は決して1つではありません。

現代とこれから先の未来へ向けて。
伝統的なおとうふを守りつつ、新しい価値観を創造し、おとうふの世界を広げていく。
相模屋はしっかりと取り組んでいきます。

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